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独り言

何があっても…

3月の末、娘と仕事に行った先で突然の腹痛でトイレに駆け込んだ。

仕事はコンサートの受付のお仕事、娘がやってみたいというので一緒に初めて仕事をする予定だった。人のご紹介のお仕事で、ご依頼先も初対面の方、お腹の痛さに耐えつつ仕事の説明を受けた後、娘にはお腹が痛いとだけ告げ、トイレに行くことにした。

その後、どれぐらいの時がたったのだろう…。激痛に苦しみ全身に冷やせが出て、救急車を呼ばないといけないのか?近くに消防署があったなあとか?トイレに他の人が来ませんようにとか?

私がその時優先したかったのは、お仕事へのご迷惑を最小限に抑えることだった。コンサートを楽しみに来られるお客様に救急車で運ばれることは、できれば避けたかった。

そして娘には、仕事を優先して欲しかった。苦しんだあと、一旦冷や汗が引いた。立ち上がることが出来たので、何とか個室から出て手洗い所でしばらく様子を見て、仕事の場所へ戻った。

手際良く働く娘と会場のスタッフの人がサポートに入ってくださったことを知った。滞りなくお客様はスムーズに会場に入っていた。できることを手伝いながら、落ち着いたところでサポートの方々と依頼先の人に体調がすぐれないとこを説明した。

その後も何度かトイレに行くことになり、結局満足に仕事は出来なかった。仕事終了後、たまたま仕事を休んでいた主人に迎えに来てもらった。車の中でまた激痛が…

下血も伴っていたので流石にいつもと違うことを察し、当番医に連れて行ってもらい、食中毒と診断された。

3日間は絶食で、痛みに耐えながら家族の風景を見ていた。滅多に食事を作らない主人が、娘のために食事を作り、楽しそうにお酒を飲んでいた。自分が食事を作らなくてもよい安堵感がなぜかあり、不思議とこの風景見ている私幸せじゃんと思った。

後日娘に聞いてみた。よくあの時トイレに来なかったよね?心配していないわけがないし…

そしたら娘から素敵な言葉を頂いた。「ママを信頼しているから、ママなら自分のことは何とかすると思った。だから私は仕事の専念することができたんだよ」流石に1時間ぐらいトイレから出て来なかったので、大丈夫かなとは思ったけど、出てきた時はほっとした。」

本来自分の体調より、仕事を優先するのはいけない判断だったかもしれない。事実完全にトイレで私は倒れていたのだから…結果的にこれでよかったと思えるのは今私が生きているからだ。

何があっても… 後悔しないために…

自分はどういう人なんだときちんと伝えていくこと、自分はどう人なのかと、自分自身で考えること大切ではないかと改めて思った。

正解はない。でも今はこれでよかったと思う。

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