昨年までの私は、誕生日をとても大切に思っていたし、他人の誕生日もとても大切なものとして、できれば関わった全ての人の誕生日ぐらい覚えていたいなと小さい頃からず思っていました。
それなのに、今年はすっかり自分の誕生日がもうすぐ来ることなど忘れてました。忘れていると、日常と変わらない時間が流れていて、今が楽しければそれを継続できることの方が大切に思えていたりしてます。
それでも、朝実家に行き、父と話してすっかり忘れている耳元で「今日は私の誕生日だよって」言ったら、そうか、そうか今日は13日かどこか出かけるか、何か買ってやるぞって嬉しそうに立ち上がった。
あの、私の誕生日は10日ですけどとツッコミたかったが、そういえば父の誕生日は13日だったなと思い出し、なんだか笑ってしまった。正直父にそんなに誕生日の日に何かをしてもらった覚えはないし、特別喜んでいる姿もあまり思い出せない。でもそれは喜んでなかったのではなくて、朝から何食べたい、何欲しいという母の影に隠れてしまっていたのかもしれない。
女性は出産という大事業があるからか、きっと子供の誕生日は自分の一大事でもあるのかもしれない。さらっと語ってしまえるほどお産は楽ではないし、とつきとうかも一緒に居たことはなにものにも代え難い出来事になる人が多いのだと思う。
男性は疑似体験こそできないけど、子供の笑顔を見た時にその可愛さから徐々に自覚をしていくのかもしれない。
どんな人にも、誕生日はある。だからこそ大切にしてあげたくなるのかもしれない。その日にスタートしたその人が今に至るまでの時間を思い出したりしながら、1日をゆっくりその人のために使いたいし、関わってあげたいと思うのかもしれない。
誕生日におめでとうって言いたくなる人と、私は普段からゆっくりお付き合いしていきたいとそう思いました。
大好きないちごとモンブランの組み合わせ、プレゼントしてくれた娘たちに感謝。
昨日2月10日は私の誕生日でした。
関わってくださった方々に、感謝、感謝、感謝。