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独り言

決戦の1日

いよいよ娘の最後の吹奏楽コンクールの日がきました。昨日最後の練習で、言われた一言が昨日の沸騰点、このままで果たして良い演奏ができるのかしら…娘を見ていてふとそんな思いがよぎった。

朝から娘の茶碗が行方不明、私の茶碗を貸して食べていたのですが… 手から飛び跳ねるように宙を舞い茶碗は見事に割れました。

あまりの見事な割れ方に、あははははと笑いがでる私でした。

厄落とし、演奏に集中だね。そんなことを言いながら二人で片付け車で送りに行くと、後輩がとぼとぼ歩いている…暑いのに大変よねと車を途中でUターンさせ、乗せてあげた。なぜ歩いていたかというと、いつものバス停の手前の踏切が遮断されたタイミングで乗車予定のバスが行ってしまったのだそうだ。

学校までの道のりが遠く、このままでは間に合わないから走らないとと思っていたところだったそうで、本当に助かりました。ほっとした顔でそういった。

茶碗を割ったことも、遮断機がおり乗車できなかったことも、その時点では最悪の場面で落ち込むのだけれど、大会の日の今日は落ち込んでもいられない、とにかく学校に行かなければ…

その発想がきっと私に伝わり、結果的に助けることになったのかもしれない。ピンチの時には手が差し伸べられるものであると思ってくれたなら嬉しい。

二人が車から降りる時、今日の出来事へのお返しをしたいと思うなら良い演奏をすることそれが一番だからねと一言伝えた。

さあ 最後の演奏となるのかどうか?とにかくベストを尽くすことに集中してほしいなと思った朝です。

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