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パリの珈琲店 Belleville Brûlerie TOKYO

小田急線下北沢駅南西口改札を出て、複合施設(tefu) lounge内にあるナチュラルスーパーマーケット「ビオラル下北沢駅前店」の一角に、「ベルヴィル ブリュルリー トウキョウ(Belleville Brûlerie TOKYO)はある。

2013年3人の若者がスペシャルティ珈琲専門の焙煎所をBellevilleに設立し、その場所Bellevilleは、「アルチザン(職人)とアトリエ(工房)の街」この街の魅力を感じ、お店の名前を決めた。生豆の調達も自分たちで取り組みパリで珈琲を愛する人たちに絶大な指示を獲得し、さらにその技術は2019年にヨーロッパ全土のロースターが集結したローストマスターズ優勝にたどりついたのだそうだ。「Belleville Brûlerie TOKYO」代表の佐藤成美さんはベルヴィルと出会いそのスピリッツ(ETHOS)に惹かれ、日本のカルチャーが集う街この下北沢に今年の1月にオープンさせた。(お店にあるBelleville Brûlerie TOKYO 代表の佐藤成美さんのお店紹介文から抜粋し引用)

「最高のコーヒーを民主化する、素晴らしいコーヒーを全ての人のために」

買い物のついでにふらっと寄る雰囲気でレジでおすすめを聞いてみた。こちらの好みをサラッと聞いておすすめされたのはサイフォンで入れる「シャトーベルヴィル」同時にパリのお菓子のメレンゲだった。

4席のカウンターに座ると、作業工程が見れる。一連の流れが店内の音楽のリズムにあっていて、滑らかに動く彼の動きに私は釘付けになった。サイフォンのコーヒーは好きで地元のお店でも飲むが、何かが違う?何だろうとその一連の動きを見ながら考えていた。

手際の良さと一連の流れがエレガントだと伝えると、動きは実は以前スターバックスに勤めていた時のスキルだそうで、確かに無駄のない動きは速さを求められるスターバックスには最適な動きだ。

でも速さの中に楽しさが感じられた。

聞いてみた珈琲本当に好きですよね。一杯入れるのがこんなに楽しそうな人初めてみた。大概のお店の人はサイフォンを扱う時に、硬さを感じるそれは最高の珈琲を入れたいと思う真剣さなんだと思う。

でも彼は、この珈琲の美味しさに惚れて、それを入れられることに楽しんでいる。スターバックスよりこちらのお店で働くことが楽しいのだ。

そのまま感じたままに言葉で彼に伝えてみた。嬉しそうに「この珈琲は少し冷めてくると味が変わります。今は熱いので赤ワインのフルーティさがありますが…後ほどを楽しみくださいと…」

そしてタイミングよく次の客の接客を始めた。

少し冷めてくると本当に味が変わった。濃厚で重みのある味に…私は珈琲通ではない。この味の代わり具合に自信はなかった。

そのままの言葉で伝えると、彼は嬉しそうにそうなんですよ。軽い味から重みのある味に変化するのがこの珈琲の楽しいところなんです。私はその受け答えに、嬉しくなった。

私珈琲の味がわかるんだと…初めての経験だった。自分が美味しいからと言って他の方が美味しいかという自信など今までなかったのだ。ましてや味の感覚が正しいとは言えなかったのだ。

そして珈琲が終わった絶妙のタイミングでお水が届き、そしてお客様がいないのに丁寧何かを入れ始めたなと思ったら、試飲でどうぞお試しくださいとアイスコーヒーが差し出された。

珈琲はネーミングの通り、ガツンとした味で暑い日に水筒に入れてこれは飲みたいと思った。そう濃い味なのに何杯も飲めるこの味の強さが夏の暑さを乗り越える定番となりそう。

本当は豆を買いたかったでもこの味を家庭で飲める自信は私にはない。だからと言ってこのまま黙ってもいられない気がした。今月新しいスタートをする一人の彼が浮かんだ。珈琲が大好きで、引越し先にも珈琲店が隣にあるところを選んだほどだ。このお店には40gから購入できるお試しがあり、それを購入してみた。これを飲む彼の感想もまた楽しみ!

民主化する珈琲の文化がここに存在する。リーズナブルでシンプルそして当たり前にそばにいる存在となる珈琲。お店に一度行けばその意味がわかるとは思う。あー家の近くに欲しいお店です。次回はいつ行こうか?帰り道はそんなことばかり考えてます。

2016年ワールドサイフォニストチャンピオンシップ・優勝の佐藤成実さんが焙煎を担当、だからこそ本国にはないサイフォンで入れる珈琲が飲めることそれを許可しているBelleville Brûlerieとの東京店との信頼関係も美味しさの理由の一つかもしれません。

Belleville Brûlerie TOKYO

〠155-0031 東京都世田谷区北沢2−21−22(tefu)lounge1F

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